自己は存在するという命題を否定することはできない
自己は存在するという命題を否定することはできない。
ここでいう自己とは思考における自己、魂のことである。
自己は存在するという命題を否定しようとすることは、自己は存在しないと主張することであり、矛盾である。
故に自己は存在する。
何を否定する対象に選んだとしても、否定する主体である自己は常に存在しなければならない。否定するために、思考する主体として自己は存在しなければならない。
自己の存在を否定することはできない。
ほとんど何でも可能である思考において、ただ一つ自己の存在を否定することはできない。
すなわち自己は存在する。常に自己は存在する。
肉体が死ぬときも、自己は存在する。
肉体が生まれるときも、自己は存在する。
自己は永遠に存在する。
我々は永遠の魂である。
前世はあり、未来世はある。
永遠不滅の魂が存在する。